先週末は学会参加のために上京していました。今の学会はハイブリッド型のものが多いようです。現地参加をなるべく減らして、web配信で見てもらおうということのようです。webだと色々なプログラムを見ることができるし、時間も気にしないで良いので助かります。やる方は大変でしょうし、学会費も高くなったような気もします。最近は業者が入って事務的な作業をやってくれるのでどうしてもお金も掛かるのでしょう。昔は大学の教室の者だけでは足らずに、関連施設や大学のスタッフを動員したりして大変だったですが、今は中々それだけではうまくゆかないのでしょう。今まで自分たちでやっていたことも業者が扱うことが増えているようです。同窓会や忘年会の幹事役を代行するような業者もあるようです。手間を掛けず金で済ます世の中になってきたのでしょう。ところで、学会にしても専門分化が進み、どんどん細かい分野の学会が増えています。そんな手間なことをして、くだらない論文を濫造するよりも他にやることがあるように思うのですが。
