保母さん

いよいよ年末が近づいてきました。授業は来週で終了です。月曜日の授業は、休みになることが多く、遅れ気味になっています。学期末に調整しなくてはなりません。入試も色々な形で施行されています。今年も就職戦線は厳しいようで、折角大学まで出ているのに、その力を生かす場が中々得られないのはつらいことです。中には、中々会社員としてやってゆくのは、難しそうな学生もいますが、今は会社に勤める以外の道には中々眼が向かないようです。まあ、眼が向くようなら会社員としてもやってゆけるでしょうが。大学の方も、就職活動支援には力を入れてやっているのですが、それに来れない学生もいます。そこまで救済してゆくのは中々大変です。それには、普段から学生がドロップアウトしないようなフォローが必要になります。そうなると、小学校一年生のように一々関与しなくてはなくなり、それで大学生と言えるのかということになりますが、今の大学生はそんなものなのだと思います。大学の教員も段々保母さんのようにならざるを得ないのでしょう。