全入時代

とうとう4月になってしまいました。我が大学は本日が入学式です。定員には達しませんでしたが、そこそこは集まったようです。全入時代とは言っても、たとえ定員割れでも、ある程度は落とさざるを得ないようです。余り成績の悪い人を取ると、授業について行けず、中退になってしまいます。金目当てなら、それでも取ればよいのでしょうが、本人の将来を考えると、大学以外の道を探した方がよいように思います。でも、そんな子や親は、そうは思わないかも知れません。はっきりと告知した方がよいのでしょうが、それは大きなお世話なのでしょう。先日の新聞に、就職の時に大学によっては、説明会にも参加できないという記事が載っていました。今は、ネットによって応募したりするので、人気企業では、何万人もの人が希望するために、制限せざるを得ないようです。説明会に参加費を徴収する企業も出てきたようですが、それもありかなという気もします。余り画一的な基準で仕事を探すのもどうかとは思います。でも、それならば、自分で何か力をつけてゆかねばなりません。まあ、それができる学生なら、どこに行っても食べてゆくことはできるでしょうが。