障害のある学生

先週は、最初の授業でバタバタしてしまいました。後期も障害を持った学生が結構受講しています。学生支援室からの依頼がありますが、女性は不安障害やうつなどの学生が多いようです。これは、診断がついていて、申告してくる人だけで、実際に授業で見ていると、もっとたくさんいるように思います。男性の場合は、受診しない人が多いようです。発達障害の場合は診断のついていない人が結構いるようです。我が大学は、社会福祉学科もあり、障害を持った学生を受け入れているので、他大学よりは障害を持った人が多いかも知れません。ただ、その対応については、現場の先生に任されている部分も大きいので戸惑うことがあります。以前、聴覚障害の学生が受講しましたが、誰が何を受講するかは普通の学生同様、授業が始まってからしか分かりません。ノートを取ってくれるボランティアがついていて、事前に授業のレジメを渡したりはできましたが、映像資料に関しては字幕を用意する事はできず、可哀想な事をしたなという気持ちがありました。障害に負けず頑張っている学生を見るとこちらも元気をもらっています。ただ、障害に負けてしまって、不登校になってしまう学生をどう助けていくかは、大きな問題でしょう。