学生の死

先月、受講している学生が亡くなりました。人工呼吸器を装着した電動車椅子で受講しており、多分筋肉か神経系の病気なのだと思いますが、熱心に授業を聞いていました。授業のプリントは穴埋めにしているのですが、筆記するのが困難なようなので、穴埋めのないプリントを用意していました。前期も受講しており、欠席も遅刻もなかったのですが、欠席したので風邪でも引いたかなと心配していたのですが、亡くなっていたとは知りませんでした。その後、彼の書いたレポートが届けられ、彼の死を知りました。命がけで生き、命がけで勉強していた彼の人生に感銘を受けました。自分自身の生き方の甘さを思い知らされました。明日があると思い、色々な事を延ばし延ばしにして生きています。病気がなくても、いつ死ぬかは分からないのに、つい明日があると思ってしまいます。命がけで生きていないなと思います。そんな自分の甘い生き方を思い知らされました。