先生もつらいよ

以前教えに行っていた専門学校も、来年度から大学に昇格(?)するとのことです。狭い敷地で、どのようにやってゆくのかは知りませんが、文科省が大学の設置基準を下げて、大学を粗製乱造しているのは明らかです。でも、少子化の中でそれらの新設大学が生き残ってゆくのは至難の業だと思います。学生に対する責任もあると思います。私は幸い特任教授なので、大学の運営にはほとんど関わらず、授業だけをしていればよいので楽なのですが、他人事ではありますが気になります。本当は他人事ではないのでしょうが、任期一年の更新を繰り返すだけの不安定な身としては、余り関わっている余裕はありません。半期毎に授業に関して、学生にアンケートを取り評価を受ける身です。大学も今言ったように、大変な状況なので何かあれば、すぐに首を切られる立場です。まあ、私の性格がええ加減なので余り心配はしてはおりませんが、こちらとしては今できることをやるだけです。まあ、先生もつらいよというところでしょう。