国家試験

もうすぐ、6月も終了で後1カ月と少しというところになりました。まだ、新学科の資料作成は終了しておりません。それ以外の科目の講義の改訂ができていないので、授業をしていて気になることがあります。新しい学科の学生は、他の学科に比べて色々と問題があるようです。大学は出欠はカードリーダーで取っていますが、学生証を忘れてくる学生が多いです。また、遅れてくる学生も多いです。私語が多く、プリントを余分に取ったりと、マナーも悪いようです。無事卒業し、国家試験に合格してくれるか不安になります。学生や保護者は大学に入れば、国家試験にも合格できるものと思っている人が多いのではないでしょうか。でも、実際はかなり頑張らないと合格はできません。医療系の学科で、国家試験を目指している場合、試験に受からなければ、他の職種につく上で学歴がかえって足を引っ張ることにもなりかねません。我が大学の中退率の高さにも関係しているのかも知れません。司法試験を目指して勉強してた場合は、失敗してもその勉強が生かせる場は多いでしょうが、医療では資格がないと知識があっても仕事にはつけません。18歳の高校生が自分では考えられないでしょうから、できれば大学受験時にそのことを教えておくことが大切でしょう。