学部再編

今週で、今年の授業は終了です。後期は、大型連休もないので、始まってから年末まで一気に突っ走ったような感覚です。今年は、地震や台風など色々なことがありました。今、大学はあちこちでその修復工事をやっています。年内に終わるかどうかは分かりません。まだ、近所のブルーシートは撤去されていないので、まだまだ傷痕は癒されていません。今のところ、入試の方は比較的順調に進んでいるようです。2020年度に、学部再編をして、定員を削減して、定員割れをなくして、国からの補助金を受けることができるようにしたいようです。どこの大学でも、生き残りを掛けて必死にやっています。大手の大学は学生の質と数の確保に知恵を絞っていますが、弱小私大ではとにかく数の確保が生命線です。学生には今のところ医療系の学科が人気があるようで、我が大学もその方向での再編を模索しているようですが、そんなことは他の大学でもやっているでしょうからどうなるのでしょうか。それに、それらは国家試験があるので、合格しないことには卒業しても却って就職しにくいことになりかねません。また、合格率を上げるために、卒業学生の絞り込みをせざるを得ず、転科や中退ということになりかねません。そういう意味では、学力の低い学生を入れて、十分なサポートをしなければ、彼らの将来を暗くしてしまいかねません。大学の責任は重大です。と、書いていて、自分の無責任な状態を考えてしまいます ・・・。