終身雇用

今週は、授業もなく、書類の作成や年始の授業の準備程度なので、少し気が楽です。学生は、もう休みになっているので、ひっそりとした構内になっています。来年は、私は還暦を迎えます。最初の契約では、3年という事なので、来年は更新の年になります。不採用という話はないので、このまま継続になるのではないかと思っていますが、どうなるのかは分かりません。最近は、教員の採用時に任期を切って採用する事が多くなっています。昔は、終身雇用だったのですが、それだと緊張感が欠如する事が見られます。でも、余り成果主義になると、見かけだけの仕事が増えてしまうでしょう。バランスが難しいところです。また、旧国立大学などでは、反原発などの思想を持った先生を昇進させないなどの事が時々見られますが、これなど任期が決まっていると、解雇されてしまうのでしょう。学問の独立性が侵される可能性がありますが、今時そんな理想論的な事を言っていても始まらないのかも知れませんが。