定員

もう、いよいよ3月も終わりになってしまいました。入試が終わるとすぐに、オープンキャンパスが始まっています。我が大学は7割が目標のようでしたが、少し足らなかったのかなという感じのようです。大手私大では、定員よりいかに多く取るかが問題になっているようです。入学金を払っても来ない人もいるでしょうから、文科省に目を付けられない程度に多めに取りたいところでしょう。どっちみち大教室でやれば、何人入っても変わりはないでしょうから。理科系などでは、ちゃんと理解してもらわないと先に進めませんが、文化系は必ずしもそうでなくてもやってゆけるところも多いでしょう。こまめに面倒みなくて済むなら、多い方がよいのが大学の論理でしょう。文化系廃止論が出てしまう由縁でしょう。ただ教員は、採点が増えるし、雑用が多くなり大変です。でも、教員に関しては、大学にとっては買い手市場ですから、強い態度で臨めるのでしょう。