大学の管理

昔と違い今は文科省が大学を厳しく管理しようとしてくるようです。昔は先生も学生も緩い感じでやっていました。講義などもええ加減な感じでやっていました。大学生にもなれば自分で勉強するのが当たり前なので、それでも何とかなっていたようです。でも、今は高校までの延長なので、すべて用意して与えなければ自分でやろうとはしません。文科省のやっていることもその方向へ向かわせようとしているように思われます。今朝の朝刊に大学の入試の定員についての意見が出ていました。文科省はきっちりと決めた通りにやれというようですが、大学側としては、全体の枠は決めても中の運用はある程度融通を効かせてやりたいとの意見のようです。管理しようとする者は、自分たちにとって便利なようにやろうとしますが、大事なのは現場のはずです。大学生および教員がやりやすいように管理するのが本来のはずです。大学は国立も独立行政法人化して、大変な運営を強いているのに自分たちは昔と変わらずやっているような印象を受けます。いずれにしても自浄効果のある組織にしないといけないと思います。