授業態度

授業中、後ろの方に団体で座っている学生は大体、余り聞く気がなく、おしゃべりなどをするのが多いようです。おしゃべりには、結構うるさく注意しています。学生の評価にも、私語を注意して、良好な授業環境を提供というるかという項目があります。しかし、それ以外は余り、注意していません。スマホを使ってのゲーム、メールや飲食は放置しています。これもうるさく言えば、授業環境的には良くないのでしょうが、余りうるさく言うのが嫌なので放置しているというところでしょうか。他の大学の先生で、うるさく注意する方がおられますが、生徒から大学に訴えられたりして、精神科に通っておられます。大学が必ずしも正しい先生を擁護するとは限らないようです。1時限の授業に出るには朝食が取れない、朝食を取らないと健康に良くない、他人に迷惑を掛けていないなど勝手な理屈をこねて抵抗されたら、論破できる自信はありません。私の年代と今の学生とでは、常識や礼儀、行儀というものがかなり違ってきているように思います。こちらが絶対に正しいと思っても、向こうも自分の方が正しいと思っているでしょう。そんな躾をやる程には、私は親切ではないのでしょう。また、大学でやる事とも思えません。とは言え、一番前で、授業が始まった途端、ゲームをされるのは面白くはありませんが、まったく授業を聞いていないのではなく、やりながら聞いているようです。家でながら勉強をしている名残なのでしょうが、家と社会の区別がつかないようです。電車の中で化粧したり、髭を剃ったりするのと同じような事なのでしょう。