祝日出勤

本日は、祝日ですが授業があります。私は講義はありませんが、オフィスアワーと言って、学生との相談時間にあてています。とはいうものの、今まで一度も学生が来たためしはありませんが。ゼミやクラブに関係しておらず、授業だけの関係なので別に話すこともないのでしょう。文科省が15回の講義を義務のように課しているので、祝日に授業をしなくてはなりません。私が学生の頃は休講になると喜んだものですが、今は補講をしなくてはいけないので歓迎されません。まあ、学生が休講の分を自習することもないでしょうから、学力の低下につながるのでしょう。今は大学といっても、高校までの延長に過ぎないところが多いと思います。学生も与えられるのに慣れていて、自分から何かをしようとする人は少ないように感じます。再来年から、我が大学は学部の編成を変えたり、医療系の新学科を作ったりするようですが、今いる医師免許を持った教授の数を減らして、専門外の人に教えさせようとしているようです。経費削減なのでしょうが、それで大学の教育と言えるのかは疑問です。まあ、積極的に質問するような学生は余りいないので、それでも勤まるのかも知れませんが、家庭でお兄ちゃんが弟に勉強を教えるようなイメージを感じてしまうのですが・・・。