辞め時

今年度の残務整理がまだ終わっていません。何か片付けても次々に新しい仕事が出てきます。それが終わる頃には来学期の仕事が来るのでしょう。入試の方は終了したようで、もうすぐオープンキャンパスも始まるようです。今月は職員の懇親会や卒業式があります。私学年金では、私の立場は一応退職扱いになっているようです。何が変わる訳ではありませんし、退職金も出る訳ではありません。私は、代わりの者が見つかれば首になってしまいます。元々1年契約でしたが、今までは継続される前提でしたが、これからは退職が前提になってしまいました。最近は膝が悪くずっと立ったまま授業をするのはしんどくなってきています。別に座ってやるのが悪い訳ではないのでしょうが、訴えかける力が違うように感じます。立ってやれなくなる時が辞め時なのかも知れません。

もう3月

色々な事務処理をしているうちに、いつの間にか2月も終わりそうです。3月は卒業式や職員の懇親会が久しぶりに開催されます。コロナもほぼインフルエンザ並みになってきたようです。とはいえ、年中感染の可能性があるので気は抜けませんが。大学は今でもマスク着用することになっています。また、今は体調不良ということであれば、その原因は特に問われることなく、病欠ということになるようです。二日酔いの人間もいるのではないかと思っていますが、このご時世ですので仕方ないでしょう。飲み会も医療関係はまだ、だめなようですが、教育関係は大丈夫なようです。ところで、大学入試の方はまだしばらく続くようです。今は秋くらいから始まり、春までやっているようなので大変なことだと思います。

書類提出

この時期は色々な締め切りがあり、つい忘れてしまっています。大学院はテストをしなかったので、評価を出すのを忘れていましたが、修正したものを出さなくてはなりません。非常勤講師の話も、兼業届を出さなければなりませんが、それには向うの大学からの依頼状が必要で取り寄せなくてはなりません。研究費の申請も明日までです。それから、今年度の自己評価と来年度の目標についても出さなくてはなりません。本当は副学長の面談があるようですが、それは省略になっています。シラバスも今月中です。成績の発表はまだ、これからですが、それについて学生からの質問が来る場合もあります。授業評価についてのコメントも求められます。非常勤講師の仕事は8月に3日間の集中講義をします。少人数での講義になるので、今までとは少し違ったやり方でやろうと思っています。そのための資料も今のうちに作っておかねばなりません。まあ、何かやることがある方が張り合いにはなりますが。

追試

最近は、感染症が流行っていますが、授業では余り影響は受けていなかったのですが、テストで1名欠席者が出て、追試をすることになりました。前期はレポートで誤魔化していたのですが、教務から追試をしてくれとのメールが来たのと、登校予定日だったので受けました。前回は、追試の話があったけど、他の教員はどうしているかと聞くと、ほとんどはレポートのようだったのでそうしていました。まあ、一度くらいは追試しても良いかなと言うところです。新たにテスト問題を作りました。本試験と同じ問題にしようかとも思いましたが、それも手抜きのような気がしたので作り直しました。同じ問題を予想していたら気の毒ですが仕方ありません。それから、採点に関しては8割になるとのことです。1対1のテストというのはお互いに気づまりでしょう。本でも読んでいようかと思っています。採点の提出は明日までです。パソコンで入力して、それをプリントアウトして、ハンコを押して提出するようにとのことですが、プリントアウトしたことはありません。二度手間になるだけなのに、いつまでこのようなことをやるのでしょうか。私がしない分、教務の人がやってくれているのかも知れず、こんな抵抗は無意味なのかも知れませんが。

学生確保

さっき大学のホームページを見ていたら、入試の出願受付は3月の半ば過ぎまでやっているとのことです。そうやって、本命に落ちた生徒を拾ってゆくのでしょう。それから資格取得ということを前面に押し出しているようです。我々のような中小の私立大学ではそれが生き残りのために必要でしょう。中々学生の質の向上は望めませんが、少なくとも定員確保にとっては大切だと思います。テストを採点していても、小学生に毛が生えたくらいの学力と思われる学生がいるようです。字が汚い上に漢字が書けていません。勿論そのような学生は回答もそれにふさわしいものになっています。自分の大学の卒業生として恥ずかしいような学生は卒業させないというような先生もいるようですが、それは入れたことに問題があると思います。その学力で入学させたのだから、学力をつけるようにするのが本当でしょう。それができなければ卒業くらいはさせてあげればと思います。我が大学の中退率は以前聞いたところでは十数パーセントだったと思います。定員確保にあくせくするくらいなら、中退を防ぐ方が意味があると思うのですが。

試験期間

今週と来週とが試験期間になります。後期は受講者が少ないので採点が楽です。空いた時間に資料の更新をやっています。また、この夏には非常勤で集中講義をすることになっているので、その資料も作っています。まだ、早いのですが授業が始まってしまうと作る暇がなくなるので今やっておかねばならないようです。その大学では受講者が少ないようなので、今の大学の講義とは違う形でやりたいと思っています。集中講義は1日5時限で3日やることになっています。90分授業が5回なのでやる方にも、聞く方にもかなりハードだと思います。特に学生の集中を保つための工夫がかなり必要になるのではないかと思います。アリバイ作りのような授業にならないようにしなくてはなりません。そう意味では少し楽しみでもあります。今の大学は次で確か14年目になるのではないかと思います。かなりマンネリ化してきているのは事実だと思います。他大学で新しいことをして、それを今の大学の講義にも生かしていければと思っています。

教員失格

ようやく授業が終了しました。少しほっとしていますが、テスト問題を印刷して提出しておかねばなりません。授業に配慮の必要な学生に資料を送りましたが、受け取ったかどうかも連絡がありません。最後の授業には出てきていたみたいなので、多分受け取っているのでしょう。社会人としてのマナーをちゃんと教える必要があるのでしょうが、そこまでやる気はありません。教員としては失格なのでしょうが、今の世の中下手に注意するとパワハラアカハラなどと言われかねません。そういう教員は多いと思いますが、そうしていると学生が社会人になる時にギャップが大きくなってしまうのでしょう。親が家で躾として教えることが最近はなされていないようです。躾は学校でやってくれという親もそこそこいるようです。共働きで食べさせることが精一杯なのでしょうし、自分自身がちゃんと躾を受けていないこともあるでしょう。人間関係が希薄になり、社会生活の中で習得することも難しいようです。大学では、高校までに身につけてくれと言うだろうし、高校は中学まで、中学は小学校でということになるのでしょう。