学生確保

さっき大学のホームページを見ていたら、入試の出願受付は3月の半ば過ぎまでやっているとのことです。そうやって、本命に落ちた生徒を拾ってゆくのでしょう。それから資格取得ということを前面に押し出しているようです。我々のような中小の私立大学ではそれが生き残りのために必要でしょう。中々学生の質の向上は望めませんが、少なくとも定員確保にとっては大切だと思います。テストを採点していても、小学生に毛が生えたくらいの学力と思われる学生がいるようです。字が汚い上に漢字が書けていません。勿論そのような学生は回答もそれにふさわしいものになっています。自分の大学の卒業生として恥ずかしいような学生は卒業させないというような先生もいるようですが、それは入れたことに問題があると思います。その学力で入学させたのだから、学力をつけるようにするのが本当でしょう。それができなければ卒業くらいはさせてあげればと思います。我が大学の中退率は以前聞いたところでは十数パーセントだったと思います。定員確保にあくせくするくらいなら、中退を防ぐ方が意味があると思うのですが。