最近、日大がスキャンダルで炎上しています。昔から独裁者として有名な理事長でしたが、やはりという感じがします。我が大学も理事長の力は強いです。中小の私大なので創業者の一族の力が強いです。逆に自分の持ち物なので大学に損害を与えるようなことはしていないようです。創業者が教育者だったので、その精神は受け継いでいるようです。家業を守る感覚なのかも知れません。どんな職場でも独裁者が出て来る可能性はあるので、それを防ぐシステムを作っておく必要があるでしょう。とは言っても潰れるような危機の状態にある時には必要になる場合もあるでしょうから一概には言えませんが。大抵は派閥があって互いに牽制しながらやっているのだと思います。そうすると社会の変化に後れをとってしまうことも多いと思います。第三者機関に大きな権力を持たせて運営に参加させるというのが国の方針のようですが、これも難しいものでしょう。経営とか法的な問題だけではなく、研究や学問の問題もあり難しいと思います。でも、日大の様な問題に対処することができていなかったのですから、何かすることは必要でしょう。
