国家試験

医療系の新しい学部では、来年3年目に入りますが、国家試験への対策を考え始めているようです。とはいっても、やろうとしているのは予備校の授業を導入しようということのようです。色々な予備校からの働きかけがあるようです。教員側は最初から、自分たちでどうにかしようという気は持っていないようです。丸投げして、責任を回避しようとしているようにも思うのですが。大学側としても、成績が悪かったら困るから止むをえないと考えるのでしょうか。医学部などでも、できの悪い大学では、授業は5年までで最後の1年は国家試験対策に費やすというのを聞いたことがあります。もちろん学生は選抜して国家試験を受けさせます。そこまでしても、合格率は悪いものです。そもそも学生が勉強しないから仕方ありません。それは入試の時点ですでに悪いのですから当然のことなのかも知れません。そして大学は予備校化していくのでしょう。