今週で前期の授業は終了です。補講はないので、後はテストと採点だけです。10連休のために補講期間が短くなっていて、何かせわしない感じがします。月曜日は相変わらず、休みが多いので祝日でも授業することがあります。授業内容の指導は難しいので、回数の規制をせざるを得ないのでしょうが、現場は大変です。内容は直接規制することができなくても、色々な書類を出させたり、枠を設けたりすることに何とか規制しようとしているようです。事務的な手間が掛かるだけで授業の内容の改善に寄与しているとは思えません。学生に勉強させるのであれば、卒業認定試験のようなものを国ですればよいのかも知れません。大卒と称するにはこのくらいの知識が必要というものを設定して試験すれば学生も勉強するのではないでしょうか。そうなると大学の教育はテストのために予備校化してしまう心配もあるでしょうが、それ程難しいものにしなければ大学の教育に影響はないでしょう。今のように、入ったら勉強しなくなる学生には少しは、勉強をする動機づけになるのではないでしょうか。
