道遠し

自分自身の性格として、余り先生に向いているとは思えません。人を叱るのが苦手です。本気で教育をするつもりであれば、しっかり叱らないといけないのでしょうが。私自身は誉めて育てる方が、自分のやり方にあっているように思いますが、それは単に叱れないからなのかも知れません。そこまで他人に真剣に向き合う気がないのでしょうか。勿論、叱ると怒るは違います。怒るのは心の内でよくやっていますが。学生に対しても、他人に迷惑をかけなければ、叱る事は余りありません。しかし、それにより雰囲気が緩んでしまう事はあるでしょう。まあ、昔の大学では、余りなかったでしょうが、今は幼稚化しているので、昔の高校か中学の雰囲気なのかも知れません。それからすると今の高校、中学はどんなものなのでしょう。学生の勉学意欲も大きな問題でしょう。我が大学のように、勉学意欲を余り持てない学生も入学させている現状では、授業をかなり工夫しないと難しいようです。毎年、バージョンアップはしていますが、道遠しといったところです。