前期終了

昨日で、テストは終了し、本日採点中です。自分のやった授業の収穫という感じもあるので、ハラハラしながら採点しています。一人カンニングが出たようで、通知が来ていました。なるべく通ってもらいたいのですが、余りにひどい者は落とさざるをえません。何度も救いの手を伸ばしたつもりですが、自らそれをつかもうとしない限りは救えません。授業の感想も書いてもらっていて、それは結構参考になります。ただ書いている事と、テストの結果が相関しないものが多いですが。今年の新しい試みは、悪くはなかったようですが、手直しが必要です。ただ、皆それぞれの思いがあるので、皆が納得するような事をするのは不可能です。今日はもう、立秋のようです。まだ夏休みになっていないのに秋になってしまうとは。まあ、最低レベルを確保するためには仕方ないのかも知れません。ところで、テストで最後までいたけれど、ほとんど書かずに出した学生がいました。私自身、大学の4年の時に父親が亡くなり、学問をする意味、生きている意味が分からなくなり、テストを全部白紙で出した事がありました。結果留年してしまいましたが、そんな事も思い出されました。テストを受けていたのはもう35年近く昔の事ですが、未だにテストの夢を見る事があります。テストの監督をしていると昔にタイムスリップする思いです。派手な格好をした学生も必死になって、答案に取り組んでいます。