雇止め

私の研究室の前の部屋は大学での同級生の先生の研究室になっています。彼が今の大学に誘ってくれましたが、今年で大学を辞めることになりました。昨年辞めると言っていたのですが、後任がいないとのことで一年間引き留められていたそうです。後任が見つかったかどうかは分かりませんが、一応辞めることが認められたそうです。現在では大学で唯一の知人だったのですが。まあ出勤日が違うこともあり、めったに顔を合わせることもなかったのですが、居なくなるとなると寂しいものです。事務の方は雇止めがあるので、誰がいなくなるかは4月になってみないと分かりません。そもそも、正規雇用とそうでない人との区別もついていません。でも、雇止めというのは雇う側には便利でしょうが、雇われる方にしたら適いません。以前まだ送別会をやっていた時に若い人が少しつらい話をしていましたが、何とかならないものかと思います。大学は若い人を卒業させる訳ですが、その若者が雇止めになっている現状をどう考えるのでしょうか。自分のところもやっている訳ですから、文句がある訳ではないのでしょうが。